｢暗譜｣が切り開いたキャリア

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そうだ進学塾ブログ

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こんにちは、塾長です

今日は、イタリア人指揮者の

A・トスカニーニが
亡くなった日です（1957年）

20世紀前半に大活躍した
伝説的大指揮者です

その演奏スタイルは

現代の指揮者にも
大きな影響を与えています

当初トスカニーニは
歌劇団のチェロ奏者として

音楽家としてのキャリアを
スタートします

極度の近視のため

楽譜をすべて暗譜して
演奏に臨んでいました

しかも自分のパートだけでなく

全パートの楽譜【=総譜（スコア）】
を暗譜していたのです

その並外れた研究熱心が
思わぬチャンスを呼び込みます

歌劇場の外国演奏旅行の途中
専属の指揮者が倒れた時

団員から推薦されて

急きょ指揮台に
上がることになるのです

公演は大成功を収め

それが指揮者としての
彼のキャリアのスタートでした

｢幸運の女神は前髪しかない｣
という英語のことわざがありますが

｢チャンスをつかむ人は
目に見えない努力が
半端なくあるんだなあ｣

と思わせるエピソードです

そして、スコアをすべて
暗記してしまうくらい
何かに没頭する姿勢を

（なかなかできることでは
ないけれど）

見習いたいなあと思います